春 の 嵐

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寒い3月だったのに 桜は早かった今年の春。
この週末の春の嵐で ソメイヨシノは花を散らすでしょう。。。

3月の末に 義理の伯母が亡くなりました。
父のすぐしたの弟である叔父の奥さん。

戦後間もない地方都市で初めてといわれた会費制の結婚式をあげ
今また 生前に決めていたとおり 無宗教で見送られました。


ワタシのいとこである息子が贈った言葉

「こんな形で母の手を見つめる機会が来るなんて思いもしなかった
透き通るような白さに息をのんだ後 
その指の形があまりに自分の指の形に似ていることに驚いた
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・

何にもないところからふたりきりで始めたんだ
どこの馬の骨かもわからない男といっしょになるなんて 
ほんとに勇気のあるひとだ・・・何度も聞かされた話しだけど
それを話す父は誇らしげだったし
それを聞いている母はうれしそうだった
この先何度も何度もそんなふたりの姿はみられるものだと思っていた

母はほんとうに父のことが大好きで
父と一緒にいられる時間を増やしたいがために 同じ道を歩もうとした
ゆっくりとした足取りだったろうけど それは一歩一歩力強く
父とつかれ離れずの歩みは子どもたちにとって
うらやましささえかんじさせた
ただ最後はちょっといそいでしまったようだ
父をおいていってしまって
ひとりで歩いていけるのか 本人がいちばん不安なくせに・・・

・・・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・  」

叔父の句

   「 寂しさを 
        こらえて 
           啼くや
       冬鴉        」



ヒトには ひとりひとり それぞれのモノガタリがアリマス。
叔母のそれは ドラマチックでロマンチックなモノでした。
でもそれは 思い返して思うモノで
そのときどきの選択は いつもギリギリのモノだったはず。

やさしげな笑顔のひとだったのに
なぜか今 ワタシが思い出すのは
思慮深げに 少しうつむいて
頭をかしげて考えごとをしている叔母の顔です。
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by utukusiimono | 2013-04-06 20:41 | 植物

朝日が隣のマンションの窓ガラスに反射して向かいの御家の窓に反射してウチのドアスコープにピンポイント。そして玄関の壁に虹ができた。キセキのようなウツクシイモノ。


by magata
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