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駒形直幸  永眠  2013.5.4   23:47

父が旅だちました。
3月27日に 84歳の誕生日を迎えたところでした。

4月に入って どうにも体調がよくなかったので
覚悟はしていたのですが。。。

4月25日、夜 
救急車で自宅から お世話になっていた病院まで搬送していただいて
10日間。

その前日まで自分でトイレにもいっていたのに
熱が出てベットから起きあがるのもできなくなって
病院と相談しての入院だったのですが
救急車のストレッチャーをいれる、
エレベーターの中のスペースを開ける鍵の置き場所を
父に聞くと、はっきりその場所を教えてくれました。
最後まで 頭の中はしっかりしていました。

入院してからもかわるがわる付き添いましたので
ハーゲンダッツのアイスクリームをたべたり
ごはんも美味しそうなものを母がむりやり!?2口3口食べさせていました。
亡くなる日のお昼ご飯まで。
 
できる限り 痛みはとっていただいたのですが
それでも 痛みどめが切れる時間があって 
「もうすぐ痛みどめがきいてくるからね。。」
って、よく手をさすりました。
指の長いキレイな手でした。
ワタシの息子がそっくりそのままの手を受け継いでいます。

ほんとうに父に感謝デス。
じゅうぶん別れをさせてもらいました。

息を引き取る、最後のときは傍にいれませんでしたけれど、、、。 
ワタシと母は もう2~3日はみさせてもらえると思っていましたので
連休中だから 病室に泊って付き添うという息子(ジッチャンの最愛の孫)にまかせて
22:00 自宅に帰ってきました。
そのあと、すぐ呼吸が浅くなり、すこし処置はしていただいたのですが
23:47 永眠。
息子は 最後に息をひきとったシュンカンに
「ジッチャン!」って呼んだ声はきこえたはずだって言ってました。

ワタシと母が駆けつけたときには まだ温かい父でした。

イイ最後だったとオモイマス。

いつかワタシも旅だちます。
そのときまで待っててくださいね。

季節はようやく 春です。


駒形直幸  永眠  2013.5.4   23:47_a0216825_123226.jpg

by utukusiimono | 2013-05-11 12:04 | 物語

朝日が隣のマンションの窓ガラスに反射して向かいの御家の窓に反射してウチのドアスコープにピンポイント。そして玄関の壁に虹ができた。キセキのようなウツクシイモノ。


by magata
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