しろつめぐさ の匂い、祖神のはなし

a0216825_09141494.jpg
a0216825_09142143.jpg
野の花を活けます。
美しいものを身近におけることがウレシイ。
父が亡くなってからは
「父に」ともオモイマス。
「ジッチャン、しろつめぐさだよ。。。」
野の花をみると
摘んで父に見せたいとオモイマス。
宗教的にはオカシナ言葉デス。
思考がセイリデキテイナイ。。。
あと6ヶ月と言われたのが、1年と4ヶ月頑張ってくれました。
本当にわるくなってからは8ヶ月ほど
最後の入院は2週間。2週間のあいだ病院で一緒に過ごした記憶の続き。。。
亡くなる日まだ午前中、父の手をとって爪をきった記憶から
離れられていないのでしょう。。。
そのまままだ、そこに父がいるように話しかけてイマス。
お仏壇は置いていなくて
写真と灯明とお線香とおリンがあります。
仏教的には本来このような形は供養としてふさわしくないでしょう。
本来お仏壇にはご本尊がおかれ、灯明もお線香もお花もご本尊へのお供え。
戒名を書いたお位牌は 下段に置かれます。
亡くなった人はすべてご本尊の元にいっていますから
ご本尊が私どもをあまねく導いてくださることを祈る。。。
祈るであってるかどうか、アヤシイですが。
日本の中でも宗教観は 強い信仰をお持ちの方々以外はかなりアヤシイ。。
神道と仏教が 言葉の上でも生活習慣の上でもごちゃ混ぜです。
お祀りするのは神さま。
お賽銭も柏手も神道。。。と思っていると
お賽銭箱のあるお地蔵さんもあったりするし。。。
地蔵菩薩は仏様。。。
でも この混ざってる感じがちょっといいかなとオモイマス。
平和ですよね。
宮部みゆきさんの小説にでてくる言葉がスキです。

まずい鰻を出している鰻屋の主人夫婦に 
田舎から出てきたばかりの実直なお年寄りの侍さんが言って聞かせます。
この鰻屋は今の主人の父親が始めたお店。
父親は立派な鰻屋だったけど今の主人は鰻が苦手。
でも父親を悲しませるから言えなかった。
今も親不孝になるから干物のような蒲焼を出す鰻屋をやめられない。
「そなたの父が真に望むことはどちらであろう。」
「鰻が苦手なぞとそなたの父親が生きていたらさぞかし怒り悲しんだことであろう」
「しかし、そなたの父はすでにみまかった。故人はすべて祖霊となる。この家と店を守る小さき神じゃ。同時に故人は仏となる。そなたにとって、慈悲深き御仏じゃ。
ここにはそなたの敬うべき神仏がそろっておる」
「そなたの心胆に照らして正き道を歩むならば、何故神仏がそれをお怒りになろう。必ず守護してくださるはずじゃ。志に曇りがなければ、父はむしろ喜ぶであろう。」
鰻屋夫婦はにがてな鰻を扱うのをやめて 
安くて美味しい料理を出す小料理屋になった。メデタシ。
たぶん、神道的にも仏教的にも厳密な教義のうえからは
認められない考え方だろうとオモイマス。
いつかは私なりにセイリしたいと思っています。
でもまだ。。。
「ジッチャン、しろつめぐさだよ。いい匂いだよ。」

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 小さな幸せのある暮らしへにほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへにほんブログ村 ライフスタイルブログへ




[PR]
by utukusiimono | 2016-05-22 09:15 | 植物

朝日が隣のマンションの窓ガラスに反射して向かいの御家の窓に反射してウチのドアスコープにピンポイント。そして玄関の壁に虹ができた。キセキのようなウツクシイモノ。


by magata
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31